低血糖症の血糖値を測定器で慎重に計測

正常な変動幅は大体70~120md/dlの間に収まるのですが、薬やインシュリンが効きすぎると血糖値がこれよりも低くなることがあります。正常値よりも低いからと言って誰しも症状が出るかと言うとそうではなく、糖尿病患者であればもっと高い血糖値でも起きますし、症状がなかなか出ないということも当然ながらあり得ることです。今回は低血糖症の具体的な症状について見ていくことにしましょう。

低血糖状態を放っておくと死に至ることがある

血糖値が正常よりも下がっていくと空腹状態になった時に意識を失うことがあったり、手足が震えたり、気分が悪くなったりします。血糖値が50mg/dl以下になると中枢神経に異常が見られ、30mg/dl以下になると脳の機能が低下して、こん睡状態から死に至るというケースもあり得ます。低血糖が続く状態になる前にあらかじめ対処していかなければいけないです。

中枢神経に症状が起こる

血糖値が緩やかに下がっていくと中枢神経に何らかの症状が出てきます。具体的には意識を失ったり、集中力が散漫になったり、体のだるさと眠気を催し何もする気が起きなかったり、けいれんを起こしたりする例があります。血糖値が下がって脳の機能が低下してくるとこういう症状が起きやすくなります。

自律神経に症状が起こる

自律神経の症状は主にアドレナリンやコルチゾール、成長ホルモンなどのインシュリン拮抗ホルモンの作用によって起こるものです。具体的には空腹や発汗、震え、不安感などが起き、血糖値が急激に下がる時に起こりやすくなります。

低血糖の自覚がないケースもある

低血糖を何度も起こしていると中枢神経や自律神経に何らかの症状を起こす値が低下してしまい、インシュリン拮抗ホルモンの反応が低下してしまうわけです。そのことによって本来なら起こるべき空腹感や動悸などの症状が出ないために、周りから見て適切な対応が出来辛くなります。そうなるといきなり意識障害に至るというケースが見られるようになってきています。

自分の血糖値を定期的に測る

低血糖症になると中枢神経や自律神経に何らかの症状が起こるのですが、一番危険なのはそういう自覚がないというケースがあることです。これらの症状を予防するためには定期的に血糖値を測るようにするといいでしょう。